7/21『9148』
クラフトジンたくさんありますね
日本の素材を使ったジンは海外からの人気も高く、
日本で蒸留所を開設する創業者も本当に多いです。
気になったものから飲んでみております。
なかでも今回のお酒、うまいです
ボタニカルに北海道産の素材が使われている、
うま味の感じられる素晴らしい1本です。
紅櫻蒸溜所 クラフトジン
『9148』
度数: 45%
製造元:北海道自由ウヰスキー株式会社
ボタニカル : ジュニパーベリー/コリアンダー/アンジェリカ/シナモン/北海道産日高昆布/レモンピール/ブルーベリー/北海道産切干大根/ラベンダー/カルダモン/クローブ/ブラックペッパー/北海道産干し椎茸/ピンクペッパー
「うまみ」要素である日高昆布、干し椎茸、切干大根もバランスよく、香りと「あまみ」を感じれます。
最初にジュニパー、ラベンダーがさわやかな香りで切り込み、その後、ブルーベリーのフルーツの甘い香りと日高昆布、干し椎茸、切干大根のうまみによる甘い香りが来ます。ジンらしい爽やかさと「あまみ」がバランスよく味わえます。
ネーミングはジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984」からとられていて、自由な世界、自由な発想、自由な価値観が込められています。
クラフトジンならではの季節による香りの違いや小ロット生産によるレシピの違いなどのバリエーションを楽しめるシリーズ。
今回はレシピ番号:0101(全国酒販店限定商品)です。
私が試飲したものはまたレシピが違うのですが、ジュニパーを強めレシピの割合を整えることでパンチの強い辛口でよりジンらしい味わいだと聞くこのレシピ0101
カクテルにしても他の素材に味わいが負けないようにボタニカルを強調されているそう。
他のレシピ、今年の春限定のものでは、雪解けに伴って芽生えだしたフキノトウやカタクリ、ミツバ、つくしなどの野草、山わさびをアクセントにし、蒸留所初の試みである動物性香味成分であるニジマスの燻製によるうまみを引き出した一本もあったりして、どのレシピも興味津々、夢中になりそうです。
キンキンに冷やすかな、ロックかな、カクテルにしましょうか。
明日の天気はどうだろう、その日だけの一杯、楽しみですね。
雨続きでちょっぴり憂鬱な気分に、爽快な辛口のキレと日本ならではの素材にこだわったうま味はいかがでしょうか◎。
<9148のラベル>
4桁の数字が2箇所刻印されています。左は蒸留日、右はレシピ番号。
<新宿三丁目 8bit cafe>
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